神田明神へ参拝してきました
東京都千代田区外神田に鎮座する、神田明神へ参拝してきました。
正式名称は「神田神社」。江戸総鎮守として知られ、神田や日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など、東京の中心部を守る神社として信仰されています。
鮮やかな朱色の随神門や御社殿をはじめ、境内にはだいこく様やえびす様の大きな尊像など、見どころがたくさんあります。
また、神田明神は2023年に放送されたドラマ『VIVANT』に登場した場所としても知られています。
今回は、実際に参拝した境内の様子や御朱印、授与品に加えて、ドラマで乃木憂助が確認していた小さな祠があったと思われる場所も探してみました。
さらに、日曜劇場『VIVANT』第2シーズンが2026年7月26日から始まることも決まり、第1シーズンのロケ地である神田明神にも、再び注目が集まりそうです。
神田明神へ参拝
神田明神は、御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、末広町駅、秋葉原駅などから歩いて参拝できる場所にあります。
秋葉原の電気街にも近い都心の神社ですが、境内へ入ると周囲の街とは少し異なる、落ち着いた空気を感じられました。
長い歴史を持つ神社である一方、境内には文化交流館などの新しい施設もあり、伝統的な信仰と現代の文化が自然に共存しています。
神田明神の情報
主祭神
御利益
参拝日
2026年7月12日
鮮やかな朱色が目を引く随神門
神田明神へ到着すると、最初に目を引くのが鮮やかな朱色の随神門です。
現在の随神門は昭和50年(1975年)に再建されたもので、朱色を中心に、金色や緑色を使った華やかな装飾が施されています。
正面から見ても立派ですが、近くで見ると細かな彫刻や彩色も多く、門をくぐる前から見入ってしまいました。
参拝の際はそのまま通り過ぎず、門の内側や上部の装飾にも注目してみるのがおすすめです。

神田明神の御社殿
随神門をくぐると、正面に朱色の御社殿が見えてきます。
現在の御社殿は昭和9年(1934年)に完成した、鉄骨鉄筋コンクリート造・総朱漆塗りの権現造です。木造建築のように見えるよう工夫されており、国の登録有形文化財にもなっています。
関東大震災で以前の社殿を失った後に再建され、東京大空襲でも大きな焼失を免れました。
鮮やかで華やかな見た目ですが、御社殿の前に立つと厳かな空気も感じられます。
参拝者の順番を待ってから、日頃の感謝をお伝えしました。

神田明神の御祭神
神田明神では、三柱の神様を御祭神としてお祀りしています。
一之宮・大己貴命
一之宮の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)です。
大国主命の名前でも知られ、神田明神では「だいこく様」として親しまれています。
縁結びや夫婦和合をはじめ、国土経営、医薬・医療などに関係する神様です。神田明神では、天平2年(730年)に鎮座したと伝えられています。
二之宮・少彦名命
二之宮の御祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
神田明神では「えびす様」と呼ばれ、商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様として信仰されています。
日本神話では小さな姿をした知恵の神として登場し、大己貴命とともに国づくりを行ったと伝えられています。
三之宮・平将門命
三之宮の御祭神は、平将門命(たいらのまさかどのみこと)です。
平安時代中期に関東で勢力を広げた平将門公を神としてお祀りした御祭神で、神田明神では「まさかど様」として親しまれています。
除災厄除の神様として信仰されており、延慶2年(1309年)に神田明神へ奉祀されました。
明治7年(1874年)には一時、境内の摂社・将門神社へ遷されましたが、昭和59年(1984年)に再び御社殿へ祀られています。
三柱を合わせて、縁結び、商売繁昌、開運招福、厄除け、家庭円満など、暮らしに深く関わる御神徳で信仰されています。
境内で見られる「だいこく様」と「えびす様」
神田明神の境内には、御祭神を表した大きな尊像があります。
だいこく様尊像
一之宮・大己貴命を表した「だいこく様尊像」は、大きな袋を背負った姿をしています。
穏やかな表情が印象的で、近くから見ると想像していた以上の大きさがありました。
縁結びや夫婦和合の神様として親しまれている、だいこく様らしい優しさを感じられる尊像です。
えびす様尊像
二之宮・少彦名命を表した「えびす様尊像」もあります。
釣りざおと鯛を持った一般的なえびす様とは異なり、海の中から小さな神様が姿を現すような、特徴のある造形です。
少彦名命が海の向こうの常世の国から訪れたという神話を表しており、見る方向によって印象も変わります。
だいこく様尊像とえびす様尊像は、神田明神の公式境内案内にも見どころとして掲載されています。
『VIVANT』のロケ地として登場した神田明神
神田明神は、2023年にTBS系日曜劇場で放送されたドラマ『VIVANT』に登場しました。
劇中では、堺雅人さんが演じる主人公・乃木憂助が、日本にいる際に神田明神をたびたび参拝しています。
初めて見たときは、乃木が日課としてお参りしている場面のようにも感じました。
しかし、物語が進むにつれて、その参拝には別の意味もあったことが分かります。
乃木は、自身が所属する「別班」から連絡が来ていないかを確認するため、神田明神を訪れていました。
乃木が見ていた小さな祠を探してみました
『VIVANT』では、乃木が神田明神の境内にある小さな祠へ、さりげなく視線を向ける場面があります。
そこに赤い「別班饅頭」が置かれていれば、別班から呼び出しがあることを知らせる合図です。
スマートフォンや無線を使わず、神社への参拝を装って連絡の有無を確認する、とてもアナログな通信方法でした。
周囲から見れば、乃木は毎日のように神社へ参拝する人にしか見えません。
しかし実際には、お参りをしながら、別班からの合図がないかを確認していたことになります。
私も実際に境内を歩きながら、ドラマに登場した小さな祠を探してみました。
写真に写っている木の周辺も確認してみましたが、撮影時に登場したような小さな祠は見当たりませんでした。

写真
『VIVANT』で乃木が確認していた祠が置かれていたと思われる木の周辺。実際に訪れた際には、劇中のような小さな祠は見当たりませんでした。
現在、祠が見当たらないことから、ドラマに登場したものは撮影のために一時的に設置された小道具だった可能性が高そうです。
ただし、現地に小道具だったことを示す案内があるわけではないため、これは実際に境内を確認したうえでの推測です。
赤い別班饅頭によるアナログな連絡方法
『VIVANT』では、神社の境内に赤い別班饅頭を置くことが、別班の連絡手段として使われていました。
別の場面では、神社の牛の像の近くに赤い別班饅頭を置き、上司を呼び出す描写もあります。
電話やインターネットを使わないため、通信記録が残りません。
神社へ参拝する日常的な行動の中に連絡方法を隠すことで、周囲に気付かれにくくしていたのでしょう。
乃木が何気なく祠へ視線を向ける場面も、意味を知ってから見ると印象が変わります。
毎日のように神田明神へ足を運んでいたのは、参拝だけでなく、別班からの合図を見逃さないためでもあったのですね。
『VIVANT』を見たことがある人なら、乃木が立っていた場所や、視線を向けた方向を探しながら境内を歩くのも楽しそうです。
※ドラマの詳しい展開については、『VIVANT』本編をご覧ください。
『VIVANT』第2シーズンは2026年7月26日から放送
2023年に大きな話題となった『VIVANT』は、第2シーズンの放送も決定しています。
日曜劇場『VIVANT』第2シーズンは、2026年7月26日(日)よる9時からTBS系列で放送開始です。
今回は2クール連続放送となり、第1シーズンのラストシーン直後から続く物語が描かれます。
第1シーズンの物語は全10話でしたが、第2シーズンはその続きとなる第11話から始まります。
神田明神が第2シーズンにも登場するかどうかは、現時点では公式に明らかにされていません。
ただ、第1シーズンでは乃木が別班からの連絡を確認する大切な場所として使われていました。
物語が前作のラストシーンから直接続くことを考えると、神田明神や赤い別班饅頭が再び登場するのかも気になるところです。
今回実際に参拝し、乃木が見ていた祠の場所を探したことで、第2シーズンの放送前に『VIVANT』の世界を改めて楽しむことができました。
神田明神の御朱印
参拝を終えた後には、神田明神の御朱印をいただきました。
今回いただいたのは、通常の御朱印です。
御朱印には【神田明神】と書かれ、【今年(2026年)の干支である馬】が入っていました。
力強く書かれた文字と朱印の組み合わせが印象的で、神田明神を参拝した大切な記念になりました。
今回は書き置きでいただき、初穂料は500円でした。
御朱印の種類や受付方法、初穂料などは変更される場合があります。参拝当日の案内を確認してからいただくのが安心です。
御朱印の写真
神田明神でいただいた御朱印。参拝の記念として大切に保管します。


神田明神を参拝した感想
神田明神は、江戸総鎮守として長い歴史を持ちながら、現代の東京にも自然に溶け込んでいる神社でした。
鮮やかな随神門や御社殿はとても華やかで、だいこく様やえびす様の尊像など、境内を歩くだけでもさまざまな発見があります。
御朱印にも神田明神らしさがあり、参拝のよい記念になりました。
今回は『VIVANT』のロケ地として登場した場所も探しながら境内を巡りました。
劇中の小さな祠は見つかりませんでしたが、乃木が歩いた場所を実際に見ることができ、ドラマの世界をより身近に感じられました。
神社の歴史や御祭神を知って参拝するだけでなく、好きな作品のロケ地として境内を巡るのも、神田明神ならではの楽しみ方だと思います。
2026年7月26日からは『VIVANT』第2シーズンも始まります。
第2シーズンを見る前に神田明神を訪れて、第1シーズンの場面を思い出しながら境内を歩いてみるのもおすすめです。
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※距離は各施設の緯度・経度から算出した直線距離です。実際の移動距離とは異なる場合があります。
住所と施設情報
| 最寄り駅・路線 | |
|---|---|
| ホームページ | https://www.kandamyoujin.or.jp |
| 住所 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2 |
| Googleマップ | |
| 最終更新日 | 2026年7月23日 |
