【普光明寺|新座市】33年に一度の千体地蔵尊御開帳と特別御朱印

跡見学園女子大学の学生がデザインした絵入り御朱印

福壽山地蔵院 普光明寺

山号

福壽山

院号

地蔵院

寺号

普光明寺

宗派

真言宗智山派

本尊

創建

大同元年(806年)

御利益

参拝日

令和7年4月5日

埼玉県新座市にある「福壽山地蔵院 普光明寺」を参拝しました。
今回訪れたのは、33年に一度だけ御開帳される秘仏「千体地蔵尊」が公開される特別な3日間。2025年4月4日から6日の間、多くの参拝者が訪れていました。

静かな境内に並ぶ人々の祈りの姿、堂内に響く読経の声、そして特別に授与された2種類の御朱印。すべてが記憶に残る体験でした。


千体地蔵尊の御開帳|33年に一度の祈りの瞬間

普光明寺の千体地蔵尊は、中央に「中台地蔵尊」、そのまわりを囲むように999体の小さなお地蔵様が並ぶ特別なお姿です。

この仏像は、鎌倉幕府2代将軍・源頼家が大願成就を願って奉納したとされ、ふだんは鍵のかかった地蔵堂に安置され、非公開となっています。

御開帳は、源頼家の命により「観音様の33の化身」にちなみ、33年に一度のみ行われます。
2025年の御開帳には、地蔵堂の前に長い列ができ、訪れた人々が堂内の千体地蔵尊を静かに見つめ、手を合わせていました(堂内は撮影禁止)。


2種類の特別御朱印|復刻と学生デザイン

御開帳に合わせて、普光明寺では2種類の特別御朱印が授与されていました。

1つ目は、江戸時代の納経帳に記録された御朱印をもとに復刻されたもの
墨書で「千體地蔵大菩薩」と力強く記されており、朱印とともに厳かさと歴史を感じる御朱印です。

2つ目は、跡見学園女子大学の学生がデザインと揮毫を担当した絵入り御朱印
中央には微笑むお地蔵様の姿が描かれ、その背景にはびっしりと999体の小さなお地蔵様が並びます。鮮やかな色彩と柔らかな表情が印象的で、デジタルと手作業の融合を感じる1枚でした。

この絵入り御朱印は、書道部の学生たちが実際に文字を行書体で揮毫し、護摩札の名前書きもすべて手作業で行っていたとのこと。地域の文化と若い世代の力が合わさった、まさに「今の時代ならでは」の御朱印です。


実際にいただいた御朱印

● 江戸時代の納経帳から復刻された墨書の御朱印

● 跡見学園女子大学の学生がデザインした絵入り御朱印

※それぞれ、2025年の千体地蔵尊御開帳記念として限定授与されたものです。

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住所と施設情報

最寄り駅・路線
最寄り駅:志木駅 新座駅
ホームページhttps://www.niiza.net/spot/sonota01/
住所〒352-0004 埼玉県新座市大和田4丁目13−30
Googleマップ
最終更新日2025年6月2日
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